蔡英文総統「国際基準に従い日本食品問題を処理」 協定加入には日本政府の支持が絶対的 2018年には台湾市民の78%が福島産食品の輸入に反対…


 蔡英文台湾総統が「国際的基準と科学的根拠に基づき日本産食品の輸入問題を処理する」と明らかにした。「環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(CPTPP)」加入のために福島産食品に対する禁輸措置を撤回することができるとの意志を表わしたものと解釈される。

 13日、台湾「自由時報」の報道を総合すれば、蔡総統は前日開かれた民進党中央執行委員会の会議で「国民の健康と安全を厳格に守ることが絶対的な原則」としながら「国際的基準と科学的根拠に基づいて日本産食品輸入の問題を扱う一方で、後続二者協議に入る」と述べた。また「社会各界とこの問題を議論して、合理的な討論を進める」としながら「政府は台湾国民が健康に対する懸念なく食品を摂取できるよう万全を期する」と強調した。