■SDGs目標5「ジェンダー平等を実現しよう」〜ジェンダーバイアスにとらわれない商品展開が世界的に話題に。性別問わず遊べるジェンダーレス玩具のご紹介〜

■こどもを取り巻く、ジェンダーに対する価値観男児の71%が女の子向けの玩具遊びに抵抗があると回答
近年“持続可能な開発目標 (SDGs)”で掲げられている「ジェンダーレス」 をテーマにした社会的な取り組みが注目されています。
そんな中、多くの玩具メーカーでもこどものジェンダーへのステレオタイプを排除するための取り組みが行われています。
例えば、 世界最大の玩具メーカーであるレゴ( LEGO )は、今年の10月中旬に、製品の「男の子用」「女の子用」という表示を廃止し、
自社サイトでも性別による検索を不可にする と発表。この背景にレゴ社が行った各国の親子に対する以下の調査があります。

・男児の71%、女児の42%が異性向けの玩具で遊ぶとからかわれると心配していると回答
・親の76%が「息子にレゴで遊ぶことを勧める」と回答する一方、 「娘に勧める」と回答したのは僅か24%

■カリフォルニア州で大手の小売店向けのジェンダー関連の法律が成立 おもちゃコーナーでの男女分けを禁止に。
アメリカ・カリフォルニア州で、こども向け商品の「ジェンダーバイアス」に対処することを目的として、
おもちゃや育児用品を男女で分けずに陳列することを義務化する法律が成立しました。
ある女の子が男の子のコーナーに行かなければ欲しいおもちゃが見つからないと疑問を抱いていたのがきっかけです。
小売大手のTarget社においても、過去に店内においてジェンダーに基づく表示の使用を止めることを発表しているなど、
米国ではジェンダーレスへの取り組みが盛んになっています。

続く

※その他トミカやサンリオなど 以下略
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