11日午後、青森市内の交番を訪れた男が突然、包丁を取り出し、警察に銃刀法違反の疑いでその場で逮捕されました。
この事件でけが人はいないということです。
警察によりますと、11日午後1時すぎ、青森市緑2丁目にある「みなみ交番」を訪れた男が、突然包丁を取り出したため警察官に取り押さえられ、銃刀法違反の疑いでその場で逮捕されました。
逮捕されたのは、青森市桂木3丁目に住む無職・境和也容疑者(36)です。
警察によりますと、持っていた包丁は長さおよそ16センチで、この事件で警察官などにけが人はいないということです。
警察が、事件の詳しいいきさつや動機について調べています。
事件のあった「みなみ交番」は住宅街にあり、近くには中学校やショッピングセンターなどがあります。
交番近くの防犯カメラには、事件当時、交番の前に複数のパトカーが止まっている様子が映っています。
近所の人は「パトカーがたくさん交番に集まってきたので驚きました。警察官が盾のようなモノを取り出して、中に入っていきました。とても物騒だった」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20211211/6080014602.html