蓮舫氏 立民・新執行役員に名前なし…党内からはショックの声「来年の参院選が心配」
2021年12月06日 20時40分

 立憲民主党の蓮舫氏(54)が臨時国会が開会した6日、国会内で行われた衆参両院議員総会を欠席した。

 泉健太代表(47)は同総会で党役員人事を発表。新たに選ばれた執行役員は牧山ひろえ氏、水岡俊一氏、吉川沙織氏、小宮山泰子氏、田名部匡代氏、岡本あき子氏の6人で、蓮舫氏の名前は呼ばれなかった。

 西村智奈美幹事長は「泉代表が代表選で訴えてきた執行役員の半分を女性にする、逆にいうと半数を男性にするという約束が、このような形で現実になったことを喜んでおります」と語った。

 泉新執行部で執行役員になれなかった蓮舫氏。来週以降に発表される人事については、同総会で泉氏と西村氏に一任されたが、蓮舫氏が顧問などほかの役職に就くことはあるのか。

 立民関係者は「わかりません。来週ぐらいには常任幹事会を立ち上げると思うので、そこから詳細な人事がわかると思います」と話した。

 このままだと無役≠ノなる可能性がある蓮舫氏。テレビ関係者は「泉執行部の女性役員は支持者に人気があっても、一般人には初めて名前を聞く人が多い。蓮舫氏や落選した辻元清美氏の存在がいかに立民で大きかったかを物語っています」と語った。

 野党第一党を死守する立民だが、先の衆院選では、日本維新の会が躍進したことに危機感を抱いている。立民秘書は「このメンツで来年の参院選を戦い、無党派から支持が得られるのか心配です」と不安を口にした。
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