兵庫・斎藤知事 ツイッターで一部の人をブロック 批判コメントを遮断 「公式ツイッターではない」
12/2(木) 19:33配信
兵庫県の斎藤元彦知事、就任から4カ月が経ちました。
ツイッターを使った積極的な発信を目指す一方、一部の県民が自分のアカウントから知事のツイートが見られないと言うのです。
一体、何が起きているのでしょうか。
【兵庫県・斎藤元彦知事】
「一つずつ課題を解決しながらなんとか4カ月間やらせていただいた」
兵庫県の斎藤知事は1日で就任から4カ月を迎えました。
水上バイク事故の現場など視察に積極的に取り組むなど、若さをアピール。
「情報発信が弱い」と言われた兵庫県の弱点を克服しようと、ツイッターでの発信にも懸命です。
ところが、ある問題が・・・
【兵庫県在住・40代女性】
「批判したからブロックというのはやっぱり県民として不安になりますね。もう聞いてくれないんだと」
兵庫県内に住む40代の女性、斎藤知事のツイートに疑問を投げかける返信をしてきました。
例えば、知事が10月に万博をテーマに他府県の知事と会議をしたことを報告するツイートをした際には・・・
【知事のツイートへの女性の返信】
「万博なんかに頼らずとも兵庫は十分世界に発信できる魅力であふれています。そんなことも知らないのですか?あなたは何を見ているんですか?誰かの顔色ですか?」
もともと対立候補を応援していたこともあり、女性は、こうした返信を繰り返していましたが…
ある日、友人から教わった斎藤知事の記事を読もうとしても、自らのアカウントを通すと表示されなくなり、知事にブロックされたことに気づいたのです。
【兵庫県在住・40代女性】
「批判的な意見であっても聞いてくれるんだろうなと期待も込めてやっぱり投げかけるわけじゃないですか。なのにブロックするんだという失望も大きかったですし。ミュートをかける機能もありますし、ブロックはちょっとね」
こうした声は複数の県民から届いています。
斎藤知事に直接尋ねてみると…。
【兵庫県・斎藤元彦知事】
「そこはすみません。私も個人でやってるもんですから、精神的な面も含めてですね、『そこまではしんどい』というところもあったので。他の方も(批判的な返信を)見られているケースがあるので、一時期はそういった対応をしたことがあります」
斎藤知事のツイッターは「兵庫県の公式ツイッター」ではなく「個人のもの」であり、一部の人を自らの判断でブロックしたといいます。
「ブロック太郎」のあだ名までついた前のワクチン担当大臣・河野太郎氏や、アメリカのトランプ前大統領など、公職を持つ政治家が国民をブロックすることは、度々批判を浴びてきました。
専門家は、政治家個人のツイッターも完全に私的な内容ならば「ブロックする自由」があるとした上で・・・
https://news.yahoo.co.jp/articles/500a801a4bdefaf6bc6b5c3ce4a356d10a84245c