【香港時事】経営危機に陥った中国不動産開発大手、中国恒大集団の子会社で、電気自動車(EV)事業などを
手掛ける中国恒大新能源汽車集団(恒大汽車)は24日深夜、資金繰り悪化を理由に、一部事業の停止を発表した。
巨額債務が足かせとなり、恒大グループ内部で資金不足が広がっているもようだ。

 恒大汽車によると、停止を決定したのは高齢者向けリゾート施設の関連プロジェクトなど。関係会社への建設費の
支払いに遅れが生じている。

 同社は今後、保有資産を売却するなどして資金を調達する考え。ただ、買い手が見つかるかは不透明で、
このままでは従業員への給与支払いが滞ったり、EV生産に「重大な影響」が及んだりする恐れがあると警告を発した。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2021092500378&;g=int