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コンビニおでんも プラスチックごみ削減 割り引きの動き広がる

大手コンビニエンスストアでは、早くもおでんの販売が始まっていますが、こ
としは、プラスチックごみの削減に向けて、鍋などを持参した買い物客への割
り引きサービスを導入する動きが出ています。

このサービスは、ローソンが東京、埼玉、千葉の1都2県のおよそ30店舗で14
日から始めました。

買い物客が鍋などを持参すると、カウンターにある調理済みのおでんを、5個
ごとに39円割り引きした価格で購入できます。

店で提供されるおでん用のプラスチック容器は、1つ当たり5グラムから10グラ
ムで、会社では、サービスの利用実績から、実際にどの程度使用量が減るか検
証したうえで、おでん商戦が本格化する来月以降、全国にサービスを拡大させ
る方針です。

広報を担当する谷恒和マネージャーは「プラスチック削減を顧客とともに取り
組みたい」と話していました。

容器の持ち込みを促す取り組みでは、このほか、大手コーヒーチェーンのスタ
ーバックスが、コロナ禍で一時取りやめていたマイボトルなどを持参した客に、
飲み物を1杯20円安く販売するサービスを再開しています。

また、東京 目黒区が、今月から対象となる区内の飲食店で、持ち帰り用に容器
を持参した客に100円割り引くサービスを始めていて、プラスチックごみの削減
に向けた対応が求められる中、企業や自治体の間で取り組みが広がっています。
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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210914/k10013258881000.html
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210914/K10013258881_2109141641_2109141646_01_04.jpg