自民党二階派の河村建夫元官房長官は11日、退陣表明した菅義偉(すが・よしひで)首相について、
昨年の党総裁選でいち早く菅氏支持の流れをつくり、政権を支えた二階俊博幹事長を交代させようとしたため信頼を失い、
「自ら墓穴を掘った」と苦言を呈した。山口県萩市の支援者集会で語った。

二階氏を外そうとしたことによって「菅首相が生まれたのはいったい誰のおかげだったのかという声が出てきた」とも指摘。
「やっぱり人間は恩を忘れてはいけない。考え方が途中でぶれるのはよくないことも証明された」と言及した。

産経新聞

https://www.sankei.com/article/20210911-GZSSKD46FJNKXMY7KE7GG6FOFE/