テニスの全米オープンは4日、女子シングルスの3回戦で大会連覇を目指した大坂なおみ選手がカナダの18歳の
選手にセットカウント1対2の逆転負けを喫しました。
試合後の会見で大坂選手は、今後について「しばらく休むと思う」と話しています。

ニューヨークで開かれているテニスの四大大会の1つ、全米オープンの3回戦で大坂選手は4日、世界73位でカナダの
18歳、レイラ・フェルナンデス選手と対戦しました。

大坂選手は第1セット、持ち味の力強いストロークで攻めて7-5で取りましたが、続く第2セットは相手の粘りに苦戦し
タイブレークの末、6-7で落としました。

最終の第3セットに入るとミスが続きいらだった大坂選手が審判から警告を受ける場面などもあり、
ペースをつかめないまま4-6で奪われて、セットカウント1対2の逆転で敗れました。

この結果、全米オープン2連覇、3回目の優勝を目指した大坂選手は3回戦敗退となりました。

このあと、大坂選手は会見で「最近、試合に勝ってもうれしいというよりほっとする感じ。負けるととても
悲しい気持ちになる。これは普通ではないと思う」と話して涙を見せ、今後については「次にどの大会に出るかは
わからない。しばらく休むと思う」と答えました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210904/k10013243691000.html