米東部ニューヨーク州のホークル新知事は、新型コロナウイルス感染による州の死者数について、
クオモ前知事が正式に認めていなかった自宅での死亡など約1万2000人を新たに認定、死者数は累計で約5万5000人となった。
米メディアが25日、伝えた。

 セクハラ問題で辞任したクオモ氏に対しては、新型コロナの死者数を過少発表したとして疑惑の目が向けられてきた。
ホークル氏は「州政府の透明性向上による住民の信頼回復」を掲げており、姿勢の違いを強調した形。

 クオモ氏は在職中、新型コロナによる自宅や刑務所などでの死亡を含めない数を州の公式統計とみなしていた。





NY州、コロナ死者数大幅上積み 累計5万5000人 新知事発表
https://mainichi.jp/articles/20210826/k00/00m/030/035000c