東京都は、新型コロナウイルスの自宅療養者などに貸し出すため、酸素濃縮装置500台を確保していますが、装置を使う患者が急増し、残りが1割を切っていることが、わかりました。

東京都は、入院調整中の自宅療養者などが一時的に酸素投与を受けるための「酸素濃縮装置」500台を確保していますが、
都の担当者によりますと、8月に入って依頼が急増し、9割以上が貸し出され、残りが1割を切ったということです。

装置は、使用が終われば回収し別の患者に貸し出しますが、感染リスクがなくなってから回収するため、使用後10日から2週間ほど必要で、都が回収を確認できた装置はまだないということです。

都は、新たに酸素ステーションの設置も検討していますが、担当者は「酸素ステーションで使用する装置も、追加で供給してもらえるよう業者と調整中」と話しています。

https://www.nkt-tv.co.jp/pc-news/news91dh75twvq7zmfl27i.html


関連ソース

タイ、ラオス、インド、インドネシア、ミャンマーに酸素濃縮器や吸引器の供与を閣議決定「戦略的に支援を継続したい」
https://www.jiji.com/sp/article?k=2021080300518


酸素濃縮装置 供与数

インド:2800台 (6/1)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press1_000535.html

インドネシア:2800台 (7/20)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press3_000526.html

ミャンマー:700台 (7/21)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press3_000530.html

タイ:775台、ラオス:100台 (8/3)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press3_000545.html