中国紙、環球時報(電子版)は28日、航海中の英海軍最新鋭空母「クイーン・エリザベス」が南シナ海に入ったと
報じた。中国軍は海南島沖の南シナ海で29日に実弾軍事演習を行う予定で、同紙は「(中国の)領海で挑発的な
行為があれば中国軍は強硬対応も取り得る」と牽制(けんせい)する軍事専門家のコメントを紹介した。

同紙によると、米軍の駆逐艦やオランダの護衛艦が英空母打撃群に参加。中国側は自国の主権を主張する
南シナ海での挑発行為を警戒している。

日英は2月の外務・防衛閣僚協議(2プラス2)で、日米が推進する「自由で開かれたインド太平洋」実現に向け
連携強化を確認。空母打撃群は5月に英国を出港、アフリカ東部沖では海上自衛隊の護衛艦とも共同訓練を
実施した。(共同)
https://www.sankei.com/article/20210728-IK6OIRVKFBL7NNBKRMJHXBPBSY/