>>830
今の弱肉強食と新自由主義の風潮を根付かせる土壌を拵えたのは福沢先生だからそっちの工作員が跋扈しててもさもありなんとしか思わん


第53回「競争と切磋琢磨」
http://keieikagakupub.com/38news/%E7%AC%AC%EF%BC%95%EF%BC%93%E5%9B%9E%E3%80%8C%E7%AB%B6%E4%BA%89%E3%81%A8%E5%88%87%E7%A3%8B%E7%90%A2%E7%A3%A8%E3%80%8D/

競争とは、「competition」という言葉が明治時代に欧米から入ってきた際に造られた造語です。
といいますか、competitionの翻訳を「競争」と定めたわけでございます。
ちなみに、competitionを競争と翻訳したのは、福沢諭吉です。

福沢諭吉が江戸幕府の勘定方に依頼され、経済書の目録を翻訳した際に、
competitionに該当する和語が存在しなかったため、
「競い争う」という案を出し「競争」と名付けたのです。

幕府の役人は、「競争」という言葉について、
「ここに争という字がある、ドウもこれが穏やかでない」
と指摘したのですが、それに対し福沢は、
「どんなことッて、これは何も珍しいことはない、日本の商人のしている通り、
隣で物を安く売ると言えば此方の店ではソレよりも安くしよう、また
甲の商人が品物を宜くすると言えば、乙はそれよりも一層宜くして
客を呼ぼうとこういうので、またある金貸が利息を下げれば、
隣の金貸も割合を安くして店の繁昌を謀るというようなことで、互いに
競い争うて、ソレでもってちゃんと物価も決まれば金利も決まる、
これを名づけて競争というのでござる」

と解説し、幕府役人は、
「なるほど、そうか。西洋の流儀はキツイものだね」
との感想を述べたとのことです。