菅政権の新型コロナウイルス対策や、低下傾向の内閣支持率に関して、自民党栃木県連幹部から17日、苦言が
相次いだ。

今秋行われる次期衆院選を前に、同党の危機感が表面化している。

県連副会長を務める船田元・衆院議員は宇都宮市で開いた自身の支持者との会合で、支持率の低迷について「自
民党に対する風当たりがとても強い。2009年に下野した時の雰囲気に非常によく似てきた」と指摘。コロナ対策へ
の不満の高さや党議員の不祥事を理由に挙げ、「政府・自民党が一から出直す気持ちで対応するよう訴えたい」と
述べた。

同席した県連顧問を務める福田知事も「(政権に)国民に寄り添う姿勢がない。心がこもっていないから、国民は信
頼を置けない」と苦言を呈した。県連副会長の高橋克法・参院議員も「自民党は今大きな危機だ。何とかしないとい
けない」と述べた。

https://news.livedoor.com/article/detail/20551380/