コロナ禍で、様々なものが自動販売機で売られるようになった。

店員と客の接触がなく、また飲食店に時短営業が要請される中でも遅くまで稼働できることから、広く活用されるようになったのだ。

2021年7月1日、京急川崎駅(神奈川県川崎市)の駅のホームにも、新たな自販機が登場。売られているのはなんと、「キムチ」だ。

自販機があるのは、1日にオープンしたキムチ専門店「おつけもの 慶 京急川崎駅店」。有人店舗と共に自販機も設置された。

有人店舗の営業時間は11時から18時だが、自販機では駅の利用時間、つまり始発から終電までキムチを購入できる。

なぜ駅ナカにキムチの自販機を設置することになったのだろう。

Jタウンネット記者は5日、「おつけもの 慶」を運営するグリーンフーズあつみ(川崎市)の広報担当者を取材し、話を聞いた。

非接触で購入できる自販機に注目

広報担当者によれば、同社では2020年から自販機でのキムチ販売を検討していた。

その理由を

「当店では、人気の商品を求めて朝早くからお客様が並んでいらっしゃることも多いです。
しかし現在はコロナ禍でもあるため、その行列の解消に繋がれば、との思いで自販機導入を検討、進行しておりました。
お客様から、『コロナ禍に店舗に行くのが怖い』というようなお声も頂いており、自販機であれば非接触で、並ばずに購入できると考えたからです」

と語る。しかし、自販機の購入まではしていたものの、なかなか実際の稼働には至っていなかったそう。そんなとき、京浜急行電鉄(横浜市)から、店舗出店の依頼の声があった。

「そこで、店舗と一緒に自販機も設置させてもらえないか、とお話したところ、快くOKをいただきまして、今回の設置に繋がりました」(広報担当者)

全文
https://news.livedoor.com/article/detail/20486615/
https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/8/6/86d5b_1460_edab5b99caf45fdf3cc4b8612d68dda5.jpg
https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/a/5/a5025_1460_b91d59d28e13c9ff6b40134426fbff16.png