アメリカのバイデン政権は、
LGBTなど性的マイノリティーの人たちの権利に配慮するため、
パスポートの性別欄に男性と女性以外の選択肢を新たに設け、
自由に選択できるようにする方針を明らかにしました。

性別欄に出生時と違う性を選ぶ際に義務づけられていた、
医療機関の証明書の提示を不要とする手続きを進め、
性別を自由に選べるようにするということです。

さらに、自分の性を男女のどちらにも位置づけない「ノンバイナリー」や、
生まれつき男性と女性の体の特徴を合わせ持つ「インターセックス」など、
男性と女性以外の選択肢も新たに設ける方針です。

ブリンケン長官は声明で
「性的マイノリティーのアメリカ市民が性別に関係なく
公平に扱われるようにするためだ」
として、LGBTなど性的マイノリティーの人たちの
権利に配慮する考えを強調しました。

NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210701/amp/k10013113401000.html