自民党の甘利明税調会長は18日、令和元年7月の参院選広島選挙区での公職選挙法違反事件をめぐり、
党が河井案里元参院議員(自民離党)の陣営に1億5千万円を提供していたことについて、
当時の選対委員長として「1ミリも、正確にいえば1ミクロンも関わっていない。
関与していない以前に、党から給付された事実を知らない。これがすべてだ」と語った。国会内で記者団に語った。

 甘利氏は「選挙区の公認調整で関わる。しかし、今回報道されている案件についてはまったく承知していない」と強調した。

 1億5千万円の提供をめぐっては、二階俊博幹事長が17日の記者会見で、
「私は関係していない」と繰り返し述べ、同席した林幹雄幹事長代理が「当時の選対委員長が広島に関しては担当していた」と説明していた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9b4620d5af707c0b8b6e7e9bb75496a2dce15cbd