英国保健当局者、「インド型」ウイルスは「イギリス型」より感染力高い|TBS NEWS
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イギリスの保健当局者は、インドで最初に確認された変異ウイルスのうち1つについて、いわゆる「イギリス型」の変異ウイルスよりも感染力が高いと結論付けました。

イギリス・イングランドのウィッティ主席医務官は14日、インドで最初に確認された変異ウイルスのうち「B1.617.2」と呼ばれるタイプについて、
いわゆる「イギリス型」の変異ウイルスよりもさらに感染力が高いと明言しました。

「B1.617.2」は確認件数は前の週の合計より倍以上多い1313となっていて、主席医務官は今後、「イギリス型」を抜いてイギリスで支配的なウイルスになると予測しています。
ただ、ワクチンの効果を弱めるとの証拠は今のところない、としています。

ジョンソン首相は「B1.617.2」の感染拡大に備え、50歳以上とリスクの高い持病を持つ人については、これまで12週間だった1回目と2回目の接種間隔を8週間に短縮すると述べました。

「皆さんに知っておいて頂きたいのは、この新しい変異ウイルスは我々の計画に深刻な混乱を引き起こし、6月の第四段階の制限緩和をより難しくする可能性があるということです」(ジョンソン首相)

ジョンソン首相は、今月17日に予定されている飲食店の屋内営業の再開などは予定通り実施するとした上で、
来月21日に予定しているナイトクラブの再開など、最終段階の緩和については難しくなるおそれがあるとの認識を示しました。

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