世界保健機関(WHO)は7日、
中国医薬集団(シノファーム)
の新型コロナウイルスワクチンの緊急使用を承認した。
欧米以外で開発されたワクチンをWHOが承認するのは初めて。
今後、発展途上国を中心に中国製ワクチンの供給拡大が予想される。

新型コロナワクチンを共同出資・購入し、
途上国にも行き渡らせることを目指す国際枠組み「COVAX(コバックス)」では、
英アストラゼネカのワクチンを多く利用してきた。
だがライセンス製造を行っているインドが自国での感染急拡大を受け、輸出を制限。
供給に遅れが出ており、中国製ワクチンも調達対象となることが見込まれている。

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https://www.tokyo-np.co.jp/amp/article/102845