IOC会見中に抗議「五輪いらない」 放送禁止用語も

https://news.yahoo.co.jp/articles/fe8e5d6840edd39ed539a894c64a21ad05ea6743

12日、オンラインで行われた理事会で話をする国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長=IOC提供

 国際オリンピック委員会(IOC)の理事会が12日オンラインで行われ、
理事会後の記者会見で質問者がオリンピック(五輪)開催反対を唱えるハプニングが起きた。

【写真】12日、オンラインで行われた国際オリンピック委員会(IOC)理事会の冒頭。
話をするトーマス・バッハ会長(右から2人目)=IOC提供

 この日の記者会見は、トーマス・バッハ会長ではなく、広報担当責任者のマーク・アダムズ氏が出席。
会見が30分ほど続いた後、司会者から「では最後の質問」とふられた瞬間に、そのハプニングは起きた。

 東京五輪開催反対のメッセージが書かれたタオルを画面全体にうつす男が登場すると、
英語で「五輪なんてどこにもいらない。五輪なんてくそくらえ(F××× the Olympics)。
(2028年)ロサンゼルスにも、東京にもいらない」と繰り返した。

 想定外の展開にアダムズ氏も驚きを隠せなかった。
まもなくしてアダムズ氏は礼を述べて、質問者の画面を打ち切るよう指示した。