慶大、3空間次元+1虚時間次元の「4次元相転移」を現実の液体ヘリウムで実現
著者:波留久泉

慶應義塾大学(慶大)は4月27日、
ナノメートルサイズのスポンジ状細孔を持つガラス材料である
「ナノ多孔体」に閉じ込めた液体ヘリウムが、
「4次元XY型」と呼ばれる「超流動相転移」を起こすことを明らかにし、
空間的には3次元でありながら、
4次元の相転移を示す物質が現実に見つかったことを発表した。

同成果は、慶大大学院 理工学研究科 基礎理工学専攻の
谷智行大学院生(研究当時)、慶大 理工学部物理学科の白濱圭也教授、
同・永合祐輔助教らの研究チームによるもの。

虚時間
宇宙の始まり
https://i.imgur.com/NCCGhMS.jpg

マイナビニュース
https://news.mynavi.jp/article/20210428-1881064/