エジプトやサウジアラビアなど多くのイスラム諸国で13日、イスラム教の最も神聖な月とされるラマダン(断食月)が始まった。

 イスラム教徒は原則的に日の出から日没まで飲食禁止となり、宗教心と連帯感を高める。
集団で礼拝をしたり大人数で日没後に夕食を取ったりする習慣があり、新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されている。

 エジプトの首都カイロでは、街角が伝統的な装飾品のランプ「ファヌース」で彩られた。昨年は新型コロナ対策でモスク(礼拝所)が閉鎖され、
夜間の外出禁止令が出ていたが、宗教財産省によると、今年はマスクの着用などを促した上で規制を緩和する。

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