米国、パンデミックは終わったものとして行動する人が増加―中国メディア

新型コロナウイルスの感染者数と死者数が世界最多の米国で、「パンデミックは終わったもの」として行動する人が増加していることが最新の世論調査で明らかになったと、中国国営中央テレビ(CCTV)のニュースサイトが5日付で報じた。

世論調査会社ギャラップによると、調査直前の7日間に、旅行、小規模な集会、大群衆のイベントを避けたと回答した人の割合はそれぞれ57%、45%、62%で、いずれも米国内で感染拡大が現実のものとなった2020年3月以降のどの時点よりも低かった。

また、検索エンジンでコロナウイルスについて検索している人も少なくなっていて、コロナウイルス関連のニュースを密接に追いかけていると回答した割合は31%にとどまった。

米CNNは、調査結果について、「一部の米国人の行動は、まだ存在しているパンデミックについて人々が考えることに明らかにうんざりしていることを反映している」などと報じているという。(翻訳・編集/柳川)

https://www.recordchina.co.jp/b874474-s25-c30-d0192.html