大谷翔平、走者と衝突、倒れて交代 先制2号特大弾も4回2/3を2安打3失点


 エンゼルスの大谷翔平投手(26)が「2番・投手」で出場した。大谷はオープン戦2試合で
指名打者(DH)を解除して打席に立っているが、メジャー4年目で初めて公式戦にリアル二刀流での
出場となった。

 初回、1死無走者で迎えた第一打席。ホワイトソックスの先発シースが投じた初球、
高めの156キロ直球を振り抜くと、打球は弾丸ライナーとなって右中間席に突き刺さった。
打球速度185キロ、飛距離137・4メートルの先制2号ソロ。打った瞬間に確信し、
ゆっくりと歩き始めた大谷は、どよめきの中を気持ちよさそうにベースを回った。
この一発でメジャー通算49本塁打。城島健司(マリナーズ)を抜いて日本人単独3位に浮上した。

 二回2死一塁で迎えた2打席目は痛烈な中直。四回2死一、三塁で迎えた第三打席は
中前に抜けるかの一打だったが、二塁ベース後ろに守っていた遊撃手に捕られた。

 投げては163キロを記録。スプリットも効果的に使い、四回まで内野安打1本に抑える好投。
だが、五回は2死一塁から自らの牽制悪送球で三塁まで走者を進められ、連続四球を与えて
満塁とし、4番モンカダの初球が暴投となって1失点。なお二、三塁でモンカダを三振に切ったが、
振り逃げの間に2者が生還。同点とされた。

 この際にホームベースカバーに入ったが、走者のスライディングが左脚にまともに入り転倒。
脚を引きずりながらベンチに下がった。勝利投手の権利を得るまであと1人と迫っていたが、
4回2/3を2安打3失点だった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/761af9273b392fea9aa85e3827a32ef674d1426f