埼玉県警羽生署は2日、家を出たまま行方がわからなくなった男性の早期発見に貢献したとして、嘱託警察犬「マリーナ フォン レーベン号」(ジャーマンシェパード、
9歳雌)の指導士の羽鳥文仁さん(42)、飼い主の荒木和雄さん(68)に感謝状を贈った。


 同署によると、3月23日午後7時頃、羽生市の20歳代の男性が家を出たまま行方不明になったと、家族から連絡があった。同署員らが約3時間にわたって
捜索したが見つからなかったため、同署はマリーナ号に出動を要請。マリーナ号は、男性が使用していた枕カバーのにおいなどをもとに捜し始め、
午後11時過ぎ、同市内の路上を歩いていた男性を見つけ出した。

 羽鳥さん、荒木さんと同署を訪れたマリーナ号には、田中守署長からおもちゃがプレゼントされた。羽鳥さんは「男性を無事に見つけることができてよかった。
今後もマリーナと協力して、県民の安全のために活動していきたい」と話した。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20210402-OYT1T50249/