ニューヨーク(CNN Business) ツイッターなど大手交流サイト(SNS)から追放されたトランプ前米大統領が、近く新たなプラットフォームを立ち上げ、SNSに復帰するとの見通しが明らかになった。

昨年の大統領選でトランプ陣営の広報を担当した長年の顧問、ジェイソン・ミラー氏が21日、米FOXニュースの番組で語った。

ミラー氏は、トランプ氏が「恐らく約2〜3カ月のうちに」、独自のプラットフォームでSNSに復帰するだろうと予告。
「数千万人」の新規ユーザーを呼び込んで「ソーシャルメディア一番の人気」となり、流れを一変させるだろうと述べた。

新たなプラットフォームをめぐっては、すでに多数の企業から引き合いがあり、交渉が進んでいるという。

トランプ氏は1月に支持者らが連邦議会議事堂に乱入した事件の後、ツイッターやフェイスブックのアカウントを永久に停止された。

側近らはこれを受け、同氏を右派系SNSの「パーラー」や「ギャブ」へ移行させようとしたが、大統領上級顧問を務めていた娘婿のジャレッド・クシュナー氏がこれを止めたと伝えられている。

https://www.cnn.co.jp/usa/35168155.html