去年3月熊本市南区で父親に暴行を加え、死亡させた事件の裁判員裁判で、熊本地裁は56歳の息子に懲役4年の判決を言い渡しました。
判決を受けたのは無職 河上 敏郎被告です。
起訴状などによりますと、河上被告は去年3月、熊本市南区の住宅で同居する、父親の頭を蹴り、転倒させ足で
数回踏みつける暴行を加え、死亡させた罪に問われています。
18日の判決で、熊本地裁の松藤 和博裁判長は「父親の態度に短絡的に反応して、強い暴行を加えたもので、
動機や経緯に酌むべき点は乏しい」と指摘。
「被告に前科がなく、同居する家族も被告の早い帰りを望んでいるが、執行猶予の事案ではない」として、
河上被告に懲役4年の実刑判決を言い渡しました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f70305dc7b159b07d634c9189b21cc0e188488bb