GoogleがAppleのApp Storeで公開しているGoogleアプリとChromeにアップデートが配信されたことに伴い、
アプリが収集する情報を明示した「プライバシーラベル」もApp Storeに掲載されました。
このプライバシーラベルには、Googleのアプリが広範囲な個人情報を収集していることが明記されていたため、
「GoogleがiOS版アプリの更新をしばらく放置してプライバシーラベルの掲載を先送りにしたのも無理はない」との声が上がっています。

Appleは2020年11月に、App Storeでのアプリ配布ページに、アプリが収集するデータとその利用目的の明記を義務づける「プライバシーラベル」を導入しました。

プライバシーラベルの導入以降、App Storeで公開されているGoogle製アプリの一部で、更新が行われなくなりました。
アプリを更新するとプライバシーラベルを表示せざるを得なくなるため、
「iOS向けのGoogle製アプリでアップデートが遅れているのは、プライバシーラベルに対応しあぐねているからではないか?」とのウワサがささやかれていました。
そんな中、App Storeで公開されているGoogleアプリとChromeにアップデートが配信され、両アプリの「プライバシーラベル」が公開されました。
iOS版のGoogleアプリにアクセスしてスクロールすると、「ユーザーに関連付けられたデータ」として
「財務情報」「位置情報」「連絡先情報」「連絡先」「ユーザーコンテンツ」「検索履歴」「閲覧履歴」「ID」「使用状況データ」「診断」「その他のデータ」が表示されます。
しかし、これは一部なので、全体を見るために「詳細を表示」をクリックすると……

https://i.gzn.jp/img/2021/03/17/google-privacy-labels-duckduckgo/s0792.png

とてつもなく長いポップアップが現れ、Googleが収集しているデータがずらずらと表示されました。

https://i.gzn.jp/img/2021/03/17/google-privacy-labels-duckduckgo/s0777.png



GoogleアプリがiOSで収集している個人情報の詳細が判明、あまりの多さに「隠したがっていたのも無理はない」との声
https://gigazine.net/news/20210317-google-privacy-labels-duckduckgo/