東北エミシの夷語=アイヌ語と同系

東は 「仙台の北の平野の中」 西は 「秋田県、山形県境の山」
それ以南は関東北辺までアイヌ語らしき地名こそあれ、分布が減少しているようである。

この南限線は、畿内型古墳分布のほぼ北限であり、江別 ・後北式土器出土の南限であり
また、郡山遺跡 ・多賀城をはじめ「征夷」戦の前線でもある地域である。

すなわち、「蝦夷」と表記された人々の居住域とアイヌ語地名の分布に大きな共通点が認められ
「蝦夷」の中に 「アイヌ語族」が多かったことを示唆している
すると、古代の蝦夷(えみし)はアイヌ語系統の言葉を話した可能性が高いことになる

東北地方の「ナイ」「ベツ」地名の分布(=アイヌ語・縄文語の話者)
https://livedoor.blogimg.jp/taptior/imgs/d/1/d128dbca.jpg

『東北と北海道のアイヌ語地名考 (1957年刊行)』 概要
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/archeology/1602414786/294


×「進出して行きました」 ○「侵略して行きました」

>北部九州に先進文化の花を咲かせた渡来人たちは、時には紛争に明け暮れながらも急速にその人口を増やし、中国地方から近畿、あるいはさらに東へと進出して行きました。我々現代日本人の体には、その渡来人達の遺伝子が確実に入り込んでいる、というのが弥生人研究からもたらされた現在の結論です。

頭骨比較 旧石器/縄文/弥生/古墳
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20140829/413347/001.jpg


日本列島は日本アルプスを境に東日本と西日本に分かれます
大昔、その東側にいた人達は「毛人(蝦夷)」と呼ばれていたそうです

マップ画像
https://i.imgur.com/8nR7214.jpg

>倭の五王の1人とされる「武」が中国南朝の宋に出した上表文には「東の毛人(蝦夷)55ヶ国を征す」と記され
>また『旧唐書』日本伝によれば、「日本の東界・北界には大山横切りその外側に毛人が住む」とある。
>この大山こそが現在の日本アルプスでその外側の毛人(即ち毛野国の領域)が住む地を日本でいう東国であると考えられる。