『新唐書』に、蝦夷のことについて次のように述べられている。

>明年(*663年)、使者、蝦夷人とともに朝す朝廷に参る。
>蝦夷もまた海島の中に居る。其の使者、髭の長さ四尺許り。
>矢を首にはさみ、人をしてひさごを載せて数十歩に立たしめ、射てあたらざる無し。

蝦夷の特徴として、@ひげが濃いということともに、A弓矢に長じていることを強調している。


倭の五王の1人とされる「武」が中国南朝の宋に出した上表文には「東の毛人(蝦夷)55ヶ国を征す」と記され
『旧唐書』日本伝によれば、「日本の東界・北界には大山横切りその外側に毛人が住む」とある
この大山こそが現在の日本アルプスで、その外側の毛人(毛野国の領域)が住む地が東国であると考えられる

マップ画像
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