我々は、東北の地にアイヌが住んでいたのは遠い昔のことと思い込んではいないだろうか。


東北地方の「ナイ」「ベツ」地名の分布(=アイヌ語・夷語の話者)
https://livedoor.blogimg.jp/taptior/imgs/d/1/d128dbca.jpg

畿内型の古墳分布(=日本語・百済語の話者)
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>「ナイ」「ベツ」で終わる地名は北海道、樺太、東北などに多く見られ、アイヌ語で「川」や「沢」を 意味する。
>青森・秋田・岩手には、今日でも和井内(わいない)、生保内(おぼない)、今別(いまべつ)などおびただしいアイヌ語地名がある。
>中には奥戸(オコッペ=興部) シレトコ、シラヌカなどよく知られた北海道の地名と同じものもある。

>古墳時代には、渡来人が大挙して上陸し現代日本人のDNAが決定づけられた。この間は、記録が空白で暗黒時代という人もいる。
>古墳時代の人骨の一番の特徴は縄文人の骨格で見られた骨太さ・頑丈さが目立たなくなったことである。

>この傾向は 大型古墳の被葬者などで非常に顕著であり、横穴墓や円筒埴輪棺などの常民墓の埋葬者ではさほどでもなく、縄文人、弥生人と大型古墳の被葬者との中間である。