名古屋の公園にネコの死骸相次ぐ 計11匹、県警が捜査

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名古屋市名東区の公園で、死んだ野良猫が相次いで発見された。何者かに殺された可能性があり、愛知県警名東署が動物愛護法違反の疑いも視野に調べている。

 捜査関係者によると、同区猪高町の猪高緑地の池で6日、死んだ猫が3匹浮いているのが見つかった。この池と同緑地内で11日までに計11匹の死骸が確認された。目立った外傷はなく、近くには猫のえさの空袋などがあったという。

 9日に現場を訪れた名古屋市の動物愛護センターの担当者は「池に浮いたり沈んだりした2匹を見つけた」と話す。猫の世話をしているボランティアらによると、付近では約30匹の猫がいたが、現在は数匹しか見かけなくなったという。ボランティアの女性は「避妊や去勢手術をして面倒をみてきたのに、たくさん死んでしまって悔しい思いです」と話した。