資生堂、開発も中国シフト 上海拠点/デジタル人材100人
生産は「日本製」維持 売上高比率3割超、偏重リスクも

資生堂が商品開発で中国重視の姿勢を鮮明にしている。開発関連の人員を増やすほか、現地企業との共同開発を進める。2021年は中国の売上高構成比が全体の3割超となり、日本に迫る見通し。日本での生産は強化しつつ、高級スキンケアなどを中心に伸びゆく現地需要の取り込みを急ぐ。一方で中国偏重には経営リスクも伴う。

23年までの中期経営計画では、中国を海外の最重要市場と位置付けており、さらなる体制強化に乗り出すことを決...

https://www.nikkei.com/article/DGXZQODZ055A80V00C21A2000000/