中国人民銀行(中央銀行)が7日発表した1月末の外貨準備高は3兆2106億ドル(約338兆円)だった。
前月と比べ59億ドル減った。3カ月ぶりに減少に転じた。米ドルの上昇による主要国の金融資産価格の
下落などが影響したとしている。

 国家外貨管理局は、新型コロナウイルスをめぐる情勢は「不確定要素が多く、国際金融市場が
揺れ動く可能性は高まっている」との認識を示した。一方で、中国経済の長期的な成長傾向は
変わらず、外貨準備の規模は安定すると強調した。(共同)
https://www.sankei.com/world/news/210207/wor2102070017-n1.html