SNSでの拡散目的で猫を宙に放り投げた画像が動物虐待だと大炎上した。
インドネシアのカリマンタン島にてで猫への虐待事件が発生し、警察が捜査を開始している。

この事件は、マレーシアの動物協会(MAA)がインターネットに上がってきた関連映像を問題視し炎上となった。
問題になった映像は、インドネシアのカリマンタン島で撮影されたもので、青少年の動物虐待の現場が含まれている。

映像では丘の上に立った少年一人は、まるで砲丸投げのように猫を力いっぱい投げた。他の少年たちはくすくす笑いながら
この場面をカメラに収めた。両足をバタバタさせた猫は空中に高く浮かんで地面に落下した。落下というよりも墜落だ。

少年らは16日、「スローモーション」映像まで使いSNSに公開した。地元メディアは、少年らがSNSで注目を集め、
このようなことを行ったと伝えた。猫の正確な墜落地点と生死は明らかにされていない。

議論が起きると、直ちに警察は捜査に着手し、猫を投げた少年と動画を撮影した友人など2人の10代の少年を逮捕し、取調べを行った。
また、猫虐待の時と同様、動画を通じて公開謝罪をするよう少年たちを指導した。謝罪映像でうつむいた少年たちは、過ちを認め反省した。

SNSが日常を超え、金儲けの手段として定着し、動物虐待で他人の関心を誘導する事例が、国を問わず後を絶たない。
先日、大統領府国民請願掲示板には、野良猫虐待映像で有名な匿名のユーチューブを処罰してほしいという書き込みがあり、
警察が捜査に着手した。

専門家らは、YouTubeやTikTokのような動画プラットフォームが、動物虐待コンテンツへの規制を強化すべきだと指摘している。
実際、TikTokの中国バージョンのドウインなどは、虐待動画を削除するなど、非常に規制が厳しい。
しかし、再生数を狙った動物虐待の映像がアルゴリズムによって堂々と露出されるなど、事実上放置される場合も多く、議論が収まらずにいる。

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