感染者の高止まりが続く中、福岡県では医療機関や宿泊療養施設に入れずに自宅待機をせざるを得ない人たちが2600人を超え、
過去最多となっています。

県内の感染者は16日、1日として過去最多の411人、17日は日曜日として最も多い300人の感染が確認されるなど、
感染者の高止まりが続いています。

そうした中、医療機関や宿泊療養施設に入ることができずに自宅待機をしている人は16日時点で2645人に上っています。

この1カ月で10倍近くに増えていて、連日、過去最多を更新しています。

その一方で、県内の宿泊療養施設は部屋などの消毒に手間がかかることから、稼働率が50パーセントを下回っています。

県はこの状況を改善するため、県内5ヵ所目の宿泊療養施設として福岡市博多区のホテルを先週金曜日から稼働させる予定でしたが、
近隣の住民が改めて県に説明を求めていて稼働が延期となっています。
https://www.fnn.jp/articles/-/132740