第11管区海上保安本部(那覇)は14日、沖縄県・尖閣諸島周辺の領海に午前7時15分ごろ、中国海警局の船1隻が侵入し、航行中の日本漁船1隻に接近しようとする動きを見せたと発表した。中国当局の船が尖閣周辺で領海侵入したのは2日連続で、今年2日目。

 11管によると、大正島の南方約22キロの海上で、漁船に近づこうとした。海保が漁船の周囲に巡視船を配備し、安全を確保した。

 別の中国船3隻も接続水域を航行し、うち1隻は機関砲のようなものを搭載。接続水域も含めた尖閣周辺で、中国当局の船が確認されるのは5日連続となった。

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