ローマ教皇 日本に「難民の受け入れを」
ミサに先立ち、フランシスコ教皇は都内の教会で難民留学生らと対話するイベントに出席し、
日本がもっと難民を受け入れるよう呼び掛けました。

フランシスコ教皇:「特にお願いしたいのは、友情の手を広げてひどくつらい目に遭って、
皆さんの国に避難して来た人々を受け入れることです」

若者ら約900人が集まった「青年の集い」には難民申請者のほか、難民留学生も招待されました。
フランシスコ教皇は難民や在留資格のない外国人などに対して日本が厳しい対応を取っていると指摘し、
より寛容な政策で難民らを受け入れるよう訴えました。
また、いじめや差別の経験で苦しんだフィリピンから移住した青年らの話に耳を傾けました。
教皇はいじめる側こそが弱い人間だと述べ、勇気を持って立ち上がり、いじめを止めることがもっとも有効な対策だと語り掛けました。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000170080.html