平成12年12月、東京都世田谷区で会社員の宮沢みきおさん=当時(44)=一家4人が殺害された事件で、警視庁成城署捜査本部が
現場に残された犯人のDNA型をもとに、顔や容姿などを推定する最新の科学技術を活用した鑑定に着手したことが、捜査関係者への取材で分かった。

 犯人の当時の年代なども明らかになり、有力な手掛かりになる可能性がある。
事件は30日で発生から20年。事件の風化が懸念されるなか、捜査本部は最新技術を駆使して解明に乗り出す方針だ。

 捜査関係者によると、鑑定は外部の専門機関の協力で実施し、負傷した犯人が現場に残したA型の血液などのDNA型を解析する。
顔の特徴や皮膚の色などの容貌を推定できる可能性があり、既に作業が進められているとみられる。
関係者は「(犯人のおおよその)年齢については(比較的早期に)特定されるだろう」と期待を寄せる。
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https://www.sankei.com/smp/affairs/news/201230/afr2012300001-s1.html