◆米ポルノサイトが動画を大量削除。告発記者に相次ぐ日本からの殺害予告や誹謗中傷

児童虐待、性的暴行の動画が大量にアップロード/シェアされていたのは紛れもない事実だ。

 「倫理観の高い記者がフォーカスを当てたから」「人権団体が騒いだから」と矛先を逸らすことは、そういった犯罪行為を助長することにほかならない。
今回の問題については、ポルノの有無とは別に考えるべきだろう。

 しかし、現実にはそういった問題を一切無視して、「無料のポルノが削除された」というだけの身勝手な理由で、
キッカケとなった「ニューヨーク・タイムズ」の記者への脅迫・中傷が相次いでいる。さらに残念なのは、その多くが我々日本人によるものだということだ。

「こっちは笑い事じゃないんだよ」
「pornhub返してください」
「くたばれ」
「しゃしゃんなクソフェミ」
「絶対にお前を許さない」
「そういうの撮られるのも自己責任だろ」
「きえろ」
「日本では13歳でセックスしていいんだぞ!」

 上記はその一部だが、目を覆いたくなる惨状である。同記者のツイッターアカウントには「死んでしまえ」といった直接的なミームや、
ツイッターの規約に違反して削除されたリプライも多く散見される。また、記者自身も日本からの誹謗中傷や殺害予告を受けていると投稿している。

 野放しになった児童虐待、性的暴行動画やリベンジポルノを告発した記者に対して、殺害予告や誹謗中傷を浴びせる人々の姿は、まさに日本の恥である。

 さらにいえば、削除された動画は日本のAVメーカーなどの作品を違法アップロードされていたものが少なくない。この件で怒りを表明する人々こそ、
日本のAV産業に対する権利侵害を助長しているという意識はあるのだろうか。
https://news.livedoor.com/article/detail/19407169/?p=2