新潟 関越道 大雪で立往生 200台余りに減少も解消見通し立たず
2020年12月18日 6時10分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201218/k10012770501000.html
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201218/K10012770501_2012180126_2012180127_01_04.jpg

新潟県内の関越自動車道では大雪の影響で16日発生した車の立往生が続き、今も解消する見通しは立っていません。一方、一時はおよそ1100台が立往生していたとみられますが、17日夜から車を高速道路の外に誘導する作業が進められ、立往生が続いているのは200台余りになったということです。

東日本高速道路や警察によりますと、新潟県内の関越自動車道は大雪の影響で16日午後から多数の車が立往生しその距離は最大、上りが塩沢石打インターチェンジ付近を先頭に15キロ、下りは湯沢インターチェンジ付近を先頭に15キロに達しました。

17日の昼ごろには上下線で合わせて1100台ほどが立往生していたとみられますが、その後、重機で除雪作業を進め、17日夜からインターチェンジなど数か所で高速道路の外に車を誘導しています。

新潟 関越道 大雪で立往生 200台余りに減少も解消見通し立たず
2020年12月18日 6時10分

シェアする
新潟県内の関越自動車道では大雪の影響で16日発生した車の立往生が続き、今も解消する見通しは立っていません。一方、一時はおよそ1100台が立往生していたとみられますが、17日夜から車を高速道路の外に誘導する作業が進められ、立往生が続いているのは200台余りになったということです。

東日本高速道路や警察によりますと、新潟県内の関越自動車道は大雪の影響で16日午後から多数の車が立往生しその距離は最大、上りが塩沢石打インターチェンジ付近を先頭に15キロ、下りは湯沢インターチェンジ付近を先頭に15キロに達しました。

17日の昼ごろには上下線で合わせて1100台ほどが立往生していたとみられますが、その後、重機で除雪作業を進め、17日夜からインターチェンジなど数か所で高速道路の外に車を誘導しています。

これまでにおよそ900台が高速道路の外に出て、18日午前5時の時点で立往生しているのは、上りで153台、下りで77台の合わせて230台になったということです。

ただ、上り線を中心に動けなくなったトラックなどが道をふさいで重機が入れない場所があり、そうした場所では手作業で除雪をしているため、今のところ立往生が解消する見通しは立っていないということです。

消防によりますと、この長時間の立往生によって体調を崩したという通報も寄せられています。
六日町インターチェンジ付近では、17日午前30代の女性1人が息苦しさなどを訴えて病院に運ばれたほか、17日午後10時すぎにも、60代の男性から「吐き気がする」と通報があり、病院に搬送されたということです。


また、立往生が続く車については東日本高速道路に加え陸上自衛隊の隊員が県が用意したおにぎりやパンなどの食料やガソリン、それに毛布などを運び配布していますが、一部、支援の車が入れず物資が届いていないところもあるということです。

東日本高速道路は自衛隊や警察などと連携し、夜を徹して立往生の解消に向けた作業を進めています。