>>564
結局、共産主義でも人間がやってる限りは
「頑張ってる者が報われる社会」を否定できないんだよな

共産主義でも支配階層側に立てば共産主義のために日夜頑張ってる自分は
報われるべきだと思ってしまうわけだ。そして、報われたい欲望には勝てず
色々と特権を持つようになり、赤い貴族と化し搾取側になってしまう

自分は共産主義社会のために頑張った、一生懸命勉強もしたし、睡眠時間も1日3時間に削って働いた
そして、みんな幸せに生活できてるようだ、それが私が求める報酬だ、特権だの利権だのは要らない
労働者たちと同じ報酬で充分だ。こう本気で思える人じゃないと無理、そして、そういう人は党内の政治闘争の中では勝ちあがれない

なぜ勝ち上がれないかというと、みんなそういう思いじゃないからだ
多くの人は頑張った分報われたい。特権や利権という具体的な利益が欲しいと思ってるわけだから
その多くの人々(党員)の欲望をかなえる者が政治闘争で勝ち上がり最高指導者になってしまう

こういう人間の性質から共産主義を人間の手で実現など絵空事に過ぎない

共産主義の理想は認める。イエス・キリストの神の国のたとえとか読むと
まんま共産主義(少なくとも社会主義)だからね。大昔から人類の理想だったわけだ
しかし、人間の手で実現は現状、不可能だ

イエス・キリストは神の国の常識はこの世の常識と真逆であると言ってる
常識を真逆にしなければならないほどの意識改革が必要だということだ
そんな人間の意識改革が実現できる見込みは、悲しいかな現状は全くない