１８日午前１時２０分ごろ、愛知県大口町城屋敷１の民家から出火、木造平屋建て約３５平方メートルを全焼し、それぞれ別の部屋の焼け跡から性別不明の２人の遺体が見つかった。
県警江南署によると、この家に住む女性（８６）と長男（５８）と連絡が取れておらず、同署は遺体が２人とみて調べている。
火は約２時間後に消し止められた。
丹羽消防署によると、民家軒下にあったポリタンクから灯油が漏れて近くの側溝に流れ、火が上がった。同消防署は、民家の出火原因との関連を調べている。
火事を目撃した近くに住む男性会社員（４３）は「パチパチ、と音がして火事に気付いた。火は一気に燃え広がった」。
パート男性（７３）は「木片や火の粉が辺りに飛んでいた。民家の女性はよくしゃべり、庭でナスを育てていた」と話した。
現場は名鉄犬山線柏森駅から南東に約１・５キロの住宅街。
愛知・大口で住宅全焼 ２人死亡、高齢女性と長男か
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