毛沢東が文化大革命で中国をボロボロにした後、
大戦略家のケ小平は、経済的には改革開放路線をとった
ケ小平は天安門広場の毛沢東の肖像を下ろすことも考えたが
中共の一党独裁を放棄すると中国が分裂すると考えた

そこで政治的には一党独裁は堅持するかわり、毛沢東のような独裁者が出てこないように
政治局常務委員による集団指導体制や党トップの任期制
長老支配を防ぐための定年制を導入した
台湾との国共合作を視野に、香港での一国二制度を導入した
さらにアメリカに対してさからわず能力を高めておけということまで指示した

ところが習近平がその仕組みをすべてぶち壊して毛沢東的独裁者になっている
つまり共産党一党独裁である限り、どんなに賢い人がどんな仕組みを作っても
独裁を目指すヤツが出てきたら独裁になるということだ

もう中国共産党という仕組みに対する幻想は李克強も誰もいだいていない
習が終わるとき中共による一党独裁も終わるだろう