>>447
パル判事は、

戦犯裁判が常に降伏した者の上に加えられる 災厄 であるとするならば
連合国は法を引用したのでもなければ、適用したのでもない。
単に 戦勝国の権力を誇示した にすぎないと述べました

判事の意見は 法律に照らして裁判をする という国際的に普遍性のある司法制度の根幹から導き出されたものです。
東条首相を初めとする戦犯に対する復讐心から、
刑罰を加えるという政治目的のために司法の原則をねじ曲げて戦犯裁判をおこなう連合国の行為に反対したのでした。

残虐行為に対する政治指導者の責任
非戦闘員の生命と財産の無差別破壊が違法というのであれば
原子爆弾投下の決定 、
何十万人もの非戦闘員を原爆により虐殺した、米国大統領による 「 残虐行為 」 の責任の存在を指摘しました。