新型コロナウイルスの世界的な広がりを受け、県産品を海外にアピールする場が失われています。一方で、オンラインによる商談会などは増えています。魅力を知ってもらうために県が制作したものとは。
実はこちら、きょう公開されたばかりの県産・養殖ブリのPR動画なんです。日本の文化と美味しそうな料理とのコラボレーションが特徴的ですが、県がこの動画を作った背景には、こんな課題がありました。

★県おおいたブランド推進課 上田課長
「海外での商談・展示会に参加できない海外のバイヤーが来県しての産地訪問も出来なくなってる」

昨年度の県産の農林水産物の輸出額は約25億6000万円で、品質が高いことから海外では贈答用として買い求める人も多かったといいます。しかし、これまで年に50回ほど参加していた海外での商談会やイベントが新型コロナの影響で相次いで中止に。
オンラインでのビジネスに活路を見出したい狙いです。バイヤー向けに作った3分ほどの長編と、消費者向けに作った約30秒の短編の2パターンがあり、PRする品目はブリのほか、おおいた和牛やナシなど6種類。生産者のこだわりや思いも語られています。

★県おおいたブランド推進課 上田課長
「とてもインパクトのある良いものに仕上がったと思った。これを使ってオンラインの商談会現地での販売促進活動こういったものに生かしていきたい」

日本語、英語、中国語の3つの言語に対応していて「The・おおいた」のHPで順次公開されます。

https://news.yahoo.co.jp/articles/56cbd38e2c68924277d445f59205d37dd0ee1b7a