立憲も「派閥」が活性化 ベテラン参加で地殻変動 配慮迫られる創業者・枝野氏

 所属国会議員100人超の野党第1党として3年ぶりの存在となる合流新党「立憲民主党」の結党を機に、同党で党内グループの活動が活発化している。
2017年衆院選に際して議員数人から枝野幸男代表が旗揚げした旧立憲民主党では、枝野氏が創業者として多大な影響力を持ち、その党運営は「独裁」とも称された。
一方、合流新党には閣僚経験を持つベテランも多数参加し、派閥的なグループを形成しつつある。党名と代表は同一でも、合流新党では枝野氏の党運営に変化が生じる可能性がある。

 ベテランの一人が旧国民民主党から加わった小沢一郎衆院議員。民主党政権末期の12年に小沢氏が民主を離党して「国民の生活が第一」を結党した後、枝野氏と小沢氏が同じ政党に在籍するのは初めてだ。

https://mainichi.jp/articles/20200921/k00/00m/010/138000c

新「立憲民主党」内の主な勢力
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