星になった猫に手紙と写真を送った女児
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大好きだった猫を病気で亡くした5歳の女の子が天国に逝った猫に手紙を書いたところ、思いがけず返事が届いた。返信の手紙は、宛先が「天国」であることに気付いた郵便配達員が女の子を思いやって書いたものだった。心温まるニュースを『Mirror』『Storypick』などが伝えている。

英ウォルトン・オン・テムズに住む5歳のナヴェア・レーヴェちゃん(Nevaeh Lowe)は、赤ちゃんの頃からずっと猫の“ティン・ティン(Tin Tin)”と一緒だった。しかし今年初め、ティン・ティンは心臓の機能が低下し、家族は安楽死を選択。ナヴェアちゃんはベストフレンドを失った。

そして今年8月のこと、ナヴェアちゃんは「ティン・ティンは大丈夫かな。一人ぼっちで寂しくないかな」と心配でたまらなくなり、天国で星になったティン・ティンに手紙を書くことにした。

「天国の雲の中で一番輝いている星、ティン・ティンへ」

「あなたがいなくてとっても寂しいの。あなたはこれまでで最高の猫よ。大好きだし、あなたのことは絶対に忘れないからね。(あなたと私が一緒に写った写真を入れたから)大切にしてね。大好きよ。ナヴェア。」

ティン・ティンへのラブレターのような娘の手紙を見た母タマラさん(Tamara、26)は、「どうしても愛猫に手紙を届けたい」というナヴェアちゃんに「天国は手紙を届けるにはちょっと遠すぎるかもしれないわよ」と伝えつつ、一緒に郵便ポストまで行って手紙を投函したのだった。

それから1週間後、ナヴェアちゃんのもとに小包が届いた。それは天国のティン・ティンからのもので、

猫のぬいぐるみや本1冊とともにこんな手紙が同封されていた。

「ベストフレンドのナヴェアへ」

「手紙と、僕と君が一緒の写真を送ってくれてありがとう。本当に嬉しかったよ。それは今、天国にある僕のフワフワのベッドのそばに置いてあるんだ。」

「君に知ってもらいたいのは、僕が元気で友達もできたってこと。それに猫同士で昼寝をすると、友達の1匹で“ティブルズ(Tibbles)”って名前の奴が凄いイビキをかくんだ。ご飯も出るし、天使たちが僕のお世話をしてくれてるよ。」

「僕がいなくて、君は寂しく思ってるよね。でも悲しまないで。小包の中に僕によく似た小さな猫のぬいぐるみを入れておいたから、寂しくなったらその猫を抱きしめて。僕たちが以前、いつも寄り添っていたようにね。それから『MOG』という(天国ではセレブの猫の)本を入れてあるから、ママと一緒に読んでね。」

「もし僕と話をしたくなったら、夜空を見上げて一番輝いている星を見つけてよ。(星になった)僕はいつでも君の話を聞くからね。」

「永遠のベストフレンドへ。ティン・ティン(猫の足のマーク)」

全文
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