中国・蘇州の「文明コード」に疑問の声、文明程度で市民を等級分け―仏メディア
https://www.recordchina.co.jp/b833606-s0-c30-d0062.html

2020年9月6日、仏RFIの中国語版サイトは、中国江蘇省蘇州市が
「文明コード」制度を導入したことに対し、疑問の声が多く出ていると伝えた。
記事は、蘇州市で3日、「文明コード」制度が導入されたと紹介。
その意図について、「1人1つのコードを有して文明ポイントを構築し、文明を市民の通行証とする。
文明ポイントの高い市民は、仕事や生活、就業、学習、娯楽で優先的に便宜を図ってもらうことができる」と説明した。

一方で、文明ポイントは「警告や懲戒にも使用できる」と指摘。
そのため、蘇州市が導入した「文明コード」について、どんな法的な根拠があるのかと疑問の声が出ており、
「これは社会主義の核心的利益である民主、法治、平等、公正などの基本的精神に違反していて、
大衆の意向に反して強制するものであり、文明コードそのものが文明を曲解している」との批判があると伝えた。
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