美人すぎるフランス人ジョッキー、ミカエル・ミシェル騎手(25)が、今月29日に行われる
JRAの通年騎手免許試験の1次試験受験を断念したことが4日、スポーツ報知の取材で分かった。試験のための来日が認められなかったため。

 新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、フランスは現在、入国拒否の対象国のひとつとなっている。
特段の事情(人道上配慮すべき事情など)がある場合は、特例で外務省がビザを発給しているが、ミシェルの申請は認められなかった。

 ミシェルは今年1月27日から3月31日まで、地方の南関東競馬の短期免許で騎乗。
1回の短期免許期間では最多となる30勝を挙げ、“ミシェル旋風”を巻き起こした。
帰国後は、母国フランスなどで騎乗しながら、「JRA騎手になるという私の夢」のため、通年免許試験への準備を進めていた。
今年の受験が不可能となり、ミシェルは「いい知らせが来ると思っていたけど…。
事態が事態だけに本当に残念だけど、仕方ないことです」と話し、来年以降の受験を見据えるという。

 一方、JRAが8月5日、外国人女性騎手の短期免許取得のための成績要件新設を発表した際には、今秋の短期免許取得での来日にも意欲を見せていた。
現時点でミシェルは取得要件を満たしており、今後は新型コロナウイルスによる情勢を見極めながら、JRAの短期免許取得の可能性を模索していくという。

ミシェル騎手、JRA通年騎手免許の受験を断念…新型コロナ影響で来日が認められず 
https://hochi.news/articles/20200904-OHT1T50240.html
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